もうすぐ3月に入ります。来月に公開予定の映画から試写会で好評だった作品、解禁された時からすでに話題を呼んでいた注目作や人気漫画の実写映画シリーズを厳選して物語のあらすじや上映情報をまとめてみました。
1
シェイプ・オブ・ウォーター (2017)
2018年3月1日公開
あらすじ
1962年、アメリカとソビエトの冷戦時代、清掃員として政府の極秘研究所に勤めるイライザは孤独な生活を送っていた。だが、同僚のゼルダと一緒に極秘の実験を見てしまったことで、彼女の生活は一変する。人間ではない不思議な生き物との言葉を超えた愛。それを支える優しい隣人らの助けを借りてイライザと“彼”の愛はどこへ向かうのか…。
- 監督・脚本・製作・原案
ギレルモ・デル・トロ - キャスト
サリー・ホーキンスイライザ
マイケル・シャノンストリックランド
感想・レビュー
作りが本当にオシャレで美しいし、脚本も凄く素敵。何よりもキャストの演技が最高峰なので、「半魚人と恋愛」という変わった内容でも違和感なく観れた。
演出、映像、音楽、配役、物語。どれもちょっとずつセンスがいいです。見せすぎず、語りすぎず、大げさすぎず、洗練されすぎず、コミカルすぎずシリアスすぎず、全体が丁度よくまとめられています。
2
映画ドラえもん のび太の宝島 (2018)
2018年3月3日公開
あらすじ
ジャイアンたちに宝島を発見すると宣言したのび太は、ドラえもんのひみつ道具「宝探し地図」を頼りに宝島を探す。その地図には太平洋上に突如出現した島が表示され、のび太たちはノビタオーラ号と命名した船に乗って、島を目指す。だが、島に上陸する一歩手前で海賊の襲撃を受け、しずかが海賊船にとらわれてしまう。
- 監督: 今井一暁
- 脚本: 川村元気
- キャスト(声の出演)
ドラえもん: 水田わさび
のび太: 大原めぐみ - 主題歌・挿入歌: 星野源
感想・レビュー
面白かったなぁ。スクリーンでドラえもん観るなんて20数年ぶり。子供のざわめきがある中、結構感動した。大人目線と子供目線と両方から作られてて良かった。
3
文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル) (2018)
2018年3月3日公開
あらすじ
架空の都市、ヨコハマ。施設を追い出された青年の中島敦は、自殺嗜好のある太宰治と出会う。その後敦は、うわさの人食い虎退治を手伝う過程で、自身の異能を知ることになる。太宰はそんな敦を、軍や警察も踏み込めない事件を解決する武装探偵社に誘う。一方、港を縄張りとするポートマフィアの芥川龍之介が、敦を執拗(しつよう)に追い詰めていき……。
- スタッフ
監督 五十嵐卓哉
原作 朝霧カフカ - キャスト(声の出演)
上村祐翔 中島敦
宮野真守 太宰治
小野賢章 芥川龍之介
感想・レビュー
試写会で見させてもらったんですが凄い濃厚でした。常に緊迫感がありつつも会話と戦闘がテンポよく進み、挿入歌もかっこいいし作画もとても綺麗。
4
去年の冬、きみと別れ (2018)
2018年3月10日公開
あらすじ
婚約者・松田百合子との結婚を間近に控えた新進気鋭のルポライター耶雲恭介。本の出版を目指す彼が目を付けたのは、盲目の美女が巻き込まれた未解決焼死事件と、その事件の元容疑者である世界的フォトグラファー・木原坂雄大だった。だがその真相に近づくにつれ、木原坂の危険な罠は百合子にまで及び、いつしか耶雲は抜けることのできない深みにはまっていくのだった……。
- 監督
瀧本智行 - キャスト
耶雲恭介 岩田剛典
松田百合子 山本美月
木原坂雄大 斎藤工
感想・レビュー
サスペンス要素があり非常に良かったです。
予告で観る人みんなが裏切られる展開と思っていたけれど予想以上に意外な結末でした。人間の本質や深い愛を感じられ感動しました!
5
坂道のアポロン (2017)
2018年3月10日公開
あらすじ
医師として病院に勤める西見 薫。忙しい毎日を送る薫のデスクには1枚の写真が飾られていた。笑顔で写る三人の高校生。10年前の夏、二度と戻らない、“特別なあの頃”の写真……。あの夏、転校先の高校で、薫は誰もが恐れる不良、川渕 千太郎と、運命的な出会いを果たす。二人は音楽で繋がれ、荒っぽい千太郎に、不思議と薫は惹かれていく。ピアノとドラムでセッションし、千太郎の幼なじみの迎 律子と三人で過ごす日々。やがて薫は律子に恋心を抱くが、律子の想い人は千太郎だと知ってしまう。切ない三角関係ながら、二人で奏でる音楽はいつも最高だった。しかしそんな幸せな青春は長くは続かず――。
- スタッフ
監督 三木孝浩
原作 小玉ユキ - キャスト
知念侑李 西見薫
中川大志 川渕千太郎
小松菜奈 迎律子
感想・レビュー
映画の中に引き込まれるとはこういうことなのかと思いました。出演者の方々の繊細な表情や空気感は、演技ではなく誰かの思い出そのものを見ている気分。
設定は1966年の佐世保、今じゃ見かけなくなった赤電話に十円を積み上げて回すダイヤル…この時代に青春だった人~今高校生の君に、全ての年齢の方にお勧め出来る作品だと思いました。
6
北の桜守 (2017)
2018年3月10日公開
あらすじ
1945年、樺太で暮らす江蓮てつ(吉永小百合)は、8月にソ連軍が侵攻してきたために2人の息子と一緒に命からがら北海道の網走まで逃げる。凍てつく寒さと飢えの中、てつたち親子は必死に生き延びるのだった。1971年、アメリカで成功を収めた次男の修二郎(堺雅人)は日本初のホットドッグ店の社長として帰国し、網走へと向かう。
- 監督 滝田洋二郎
- 脚本 那須真知子
- 出演者
吉永小百合
堺雅人 篠原涼子 佐藤浩市 阿部寛
感想・レビュー
北の三部作、流石でした。演技はもちろん、舞台シーンも、かなり作品の質を高めていて、色々と考えさせられる映画でした。
舞台挨拶にて鑑賞。所々にミュージカルが挟まれた新感覚の不思議な演出でした。吉永小百合さんの演技はやはり素晴らしく、海中で子供二人を抱えながらもがいているシーンはとても七十歳の女性が出来る事ではないと感心しました!
7
リメンバー・ミー (2017)
2018年3月16日公開
あらすじ
過去の出来事が原因で、家族ともども音楽を禁止されている少年ミゲル。ある日、先祖が家族に会いにくるという死者の日に開催される音楽コンテストに出ることを決める。伝説的ミュージシャンであるデラクルスの霊廟に飾られたギターを手にして出場するが、それを弾いた瞬間にミゲルは死者の国に迷い込んでしまう。元の世界に戻れずに困っていると、ヘクターという謎めいたガイコツが現れ……。
- 監督・原案: リー・アンクリッチ
- ミゲル: アンソニー・ゴンサレス(石橋陽彩)
- ヘクター: ガエル・ガルシア・ベルナル(藤木直人)
感想・レビュー
映像が綺麗だったのと、音楽もよかった!!子供向けかと思いきや、最後は泣けるいい話だった。本当の死とはなにかを深く考えされられた作品。
Pixarさん流石です。という映像美。題材となっているお祭りを知らなくても充分楽しめるし、映画を通して文化を知ることもできる。映画館でボロ泣きしました。
8
アナと雪の女王/家族の思い出 (2017)
2018年3月16日公開
あらすじ
世界的大ヒットを記録したディズニーアニメ「アナと雪の女王」の主人公アナとエルサの姉妹が一緒に迎えるクリスマスを描く22分の短編アニメ。ピクサー・アニメーションの長編「リメンバー・ミー」と同時上映。長く閉ざされていたお城の門が開かれてから初めて迎えるクリスマス。アナとエルサはアレンデール王国のすべての人々を招いてパーティを開くが、集まった人々はそれぞれの家庭に受け継がれたクリスマスを過ごすため、早々に帰ってしまう。2人は自分たちの「家族の伝統」を知らないことに気づくが、そんな2人のために雪だるまのオラフがあることを思い立つが……。
- 監督
ケビン・ディーターズ
スティービー・ワーマーズ=スケルトン - キャスト(声の出演)
クリステン・ベルアナ
イディナ・メンゼルエルサ
感想・レビュー
オラフってばホントに可愛い。まっすぐで、一生懸命。
友情の再認識。明るくなれる作品。オラフ好きにはたまらない!
9
ちはやふる -結び- (2017)
2018年3月17日公開
あらすじ
末次由紀のヒットコミックを原作にした青春ドラマの続編。瑞沢高校競技かるた部員の綾瀬千早と若宮詩暢が、全国大会で激闘を繰り広げてから2年。真島太一、綿谷新らと共に名人・クイーン戦に挑む千早だったが、詩暢と戦えない自分の実力不足を痛感する。そんな中、千早たちの師匠・原田秀雄が史上最強の名人とされる周防久志に敗れてしまい、新が彼に挑戦状をたたきつける。その後3年生になった千早は、高校最後の全国大会に向けて動くが……。
- スッタフ
監督 小泉徳宏
原作 末次由紀 - キャスト
綾瀬千早 広瀬すず
真島太一 野村周平
綿谷新 真剣佑
感想・レビュー
上の句、下の句、結び。最後に相応しいラスト。これ観ると競技カルタに興味持つよね。奥深いなぁと。
完成披露試写会にて。最高!やっぱり好きだなー!と全力で思いました。今までのキャスト陣はもちろん、新たに加わった方々も皆様が可愛くて格好良くて。キラキラしていて応援したくなる。とっても素敵でした…。
10
ボス・ベイビー (2017)
2018年3月21日公開
あらすじ
パパ(声:ジミー・キンメル)とママ(リサ・クドロー)と暮らす7歳のティム(マイルズ・バクシ)の元に弟としてやってきたのは、黒いスーツに白いシャツ、ネクタイをビシッと締め、チャキチャキと歩く赤ちゃん“ボス・ベイビー”(アレック・ボールドウィン)。見た目は赤ちゃんの彼だが、中身はおっさんだった。
- 監督 トム・マクグラス
- キャスト
Boss Baby アレック・ボールドウィン
Tim マイルズ・バクシ
感想・レビュー
全世代観られる作品だと思いますが、大人にこそ観てほしいかも…。笑いどころもあって、ラストは感動します。観て損は無い作品ではないでしょうか。
試写会を観ました。お子さんにも楽しめる映像で、家族の温かみを感じさせられた物語でしたよ。
11
曇天に笑う (2018)
2018年3月21日公開
あらすじ
物語の舞台は、明治維新後の滋賀県・大津。300年に一度蘇り、人に災いをもたらすという巨大な力を持つ大蛇(オロチ)。大蛇復活の年、その力を阻止するために立ち上がった曇神社を継ぐ曇家(くもうけ)の長男の曇天火、次男の空丸、三男の宙太郎の曇天三兄弟(どんてんさんきょうだい)と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(ヤマイヌ)は、それぞれ違った方法で大蛇の力を再び封印し、日本に平和をもたらそうとしていた。しかし、その力を手に入れ明治政府を転覆させるため動き出した最強の忍者集団・風魔一族の暗躍により、曇天三兄弟の行く手は阻まれてしまう。曇天三兄弟vs犲vs風魔一族・・・ 三つ巴、空前絶後の戦いが、今始まる!
- スタッフ
原作: 唐々煙
監督: 本広克行
脚本: 高橋悠也 - キャスト
曇天火: 福士蒼汰
曇空丸: 中山優馬
曇宙太郎: 若山耀人
感想・レビュー
試写会で鑑賞。原作も読んでいますが、思っている以上に良かったし満足です。さすが本広監督!と思わせてもらえる所もあり大満足です。約90分で短めですが話も良くまとまってました。
すごく面白かった!爽快!とにかく役者の躍動感がすごい。
12
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 (2017)
2018年3月30日公開
あらすじ
巨匠スティーブン・スピルバーグ監督のもとで、メリル・ストリープとトム・ハンクスという2大オスカー俳優が初共演を果たした社会派ドラマ。ベトナム戦争の最中だった1971年、アメリカでは反戦運動が盛り上がりを見せていた。そんな中、「The New York Times」が政府の極秘文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在を暴く。ライバル紙である「The Washington Post」のキャサリン(メリル・ストリープ)と部下のベン(トム・ハンクス)らも、報道の自由を求めて立ち上がり……。
- 監督
スティーブン・スピルバーグ - キャスト
メリル・ストリープ: キャサリン・グラハム
トム・ハンクス : ベン・ブラッドリー
感想・レビュー
史実に基づいたなかなか硬いお話だけど、少し知識があれば充分楽しめる。
スピルバーグ監督がメリル・ストリープとトム・ハンクスを主演に迎えて撮った、ハラハラドキドキの社会派映画。面白くないわけない!実際、面白かった。
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