今日(6月27日)、アップル会社はiOS 11の初のパブリックベータ版をリリースしました。
この前二つのデベロッパーベータ版がリリースされました。一括にベータ版と言われましたが、全く同じようなものというわけではありません。
パブリックベータ版のインストール方法を紹介する前に、これらバージョンの区別について、先に説明する必要があると思います。
デベロッパーベータ版とパブリックベータ版
デベロッパーベータ版:Apple Beta Software Programのメンバーに登録されている方向けの先行リリース版(開発者向けのベータ版)。もともとデベロッパーベータ版をダウンロードするには、デベロッパーアカウントが必要です。しかし、デベロッパーアカウント不要、デベロッパーベータ版をダウンロードできる裏ワザも出ていますので、だんだん誰でもダウンロードできるようになっています。
このベータ版はバグが一番多い、システムも不安定です。毎日のドライバーとして使用するためのものではありません。
パブリックベータ:普通のユーザーに試用してもらうためのバージョン。アップルユーザー、或いは、Apple IDを持っている方はサイトから自由にダウンロードできます。
このバージョンはバグが一部改善されましたが、システムが完全に安定されるというわけではありません。
ヒント:パブリックベータとデベロッパーベータとの主な違いは、前者がOTA(無線ネットワークを利用したデータの受信・同期)ダウンロードとしてのみ利用可能であることです。
デベロッパーベータ版でもいい、パブリックベータ版でもいい、インストールは自己責任で行わなければなりません。インストールする前に、データをバックアップしておく必要がある。
インストールする前の準備
- お持ちのデバイス(iPhone、iPadまたはiPod touch)はパブリックベータと互換性があることを確認する。
- iOS デバイスのデータをiTunes、或いはiCloudにバックアップする。
iCloudの容量不足やiTunesの接続不可の場合、このスマホマネージャーを利用して、簡単にデバイスデータのバックアップを行うことも可能です。
パブリックベータをインストールする手順
- iOS デバイスでAppleのベータプログラムのサイトにアクセスします。(safariで開く)
- お持ちのApple IDでサインインします。「Apple Beta Software Program 契約」を承諾します。
- 「お使いの iOS デバイスを登録」にアクセスして、ベータプロフアイルをダウンロードしてインストールします。
- 利用規約」を承諾して、デバイスを再起動します。
- 再起動が完了したら、設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデード」をタップして、直接にiOS 11パブリックベータをダウンロードしてインストールすれば利用できます。
ヒント:iOSデバイスに既にデベロッパーベータ版をインストールされた場合、先にこのデベロッパー版のプロファイルを削除してから、パブリックベータ版のプロファイルをダウンロードします。
残念なことに、デベロッパーベータ版に比べて、このパブリックベータ版には大きな変更点がありません。唯一の区別はいくつのバグが修復され、システムが少し安定になったことです。
毎日のドライバーとして使用したい場合、九月に発表される予定の公式版を期待したほうがよいでしょう。
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